すごい職人さん

　木工職人の修さんは静岡県に住んでいましたが、同志会発行の「ふるさと通信」を読んで、赤沢に興味を持ってUターンしたそうです。Uターンするにあたっては仕事があるかどうか心配もあったそうですが最初は金銀細工と木工の両方をやっていたそうです。でも今は収入は少なくても自分の好きな木工をやっているとってもロマンチックな人です。
　修さんのお店で一番売れている二丁差しは数年前まで作っていた方が亡くなったので、刃だけ土佐から取り寄せて引き継いでいるそうです。
　Uターンについてもいろいろ考えていて「自分の子供も一度は外に出してみないといけない」とおっしゃっていましたが、実際お子さんは出ていく気すらないそうです。修さん曰く「Uターンさせるには子供の頃からの親子関係が重要！」だそうです。また、「赤沢にある捨てられた車や空き家なんかをどうにかしたいね。家の中だけじゃなくて全体がきれいでなくちゃね。」とおっしゃっていました。