カラオケ讃歌

 ”家を守っていく”新倉で生まれ、そして現在も住んでいて、これからも住んでいく。そんな忠久さん。そんな早川もバスの本数の少なさ、病院が遠いことなど、不便な点は多いそうです。それに、最近の不況の影響はここにも確実に届いているようで、つらいこともあるそうです。しかし、早川の秋の紅葉はすばらしいし、生まれ育ったこの土地への愛着は何にも変えられないものなのでしょう。また、近隣の方たちとの密接なつながりも重要な生活の一部なのです。森林組合のカラオケ機を囲んで焼酎を呑む仲間たち。とても大切な人たちですね。
 小さいころは川で遊んでいました。今ではずいぶん川も汚くなって、水量も減ったそうですが、当時は豊かな川だったのです。石で川の流れをせき止めて泳いだり、魚を採ったり。学校帰りにそんなことをしながら帰るから家に着くのが遅くなって親御さんに怒られたりしたとか、、、。
 やっぱりそんな思い出のある早川は忠久さんにとって大切なものなのでしょう。ずっと大事にしてくださいね。

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忠久さん

居住地 三里地区 新倉
取材日 2001/12/05