自分のことは自分で

 滝さんは新倉にある家に家政婦として28年お勤めになっています。富山で生まれ、50年前から早川町早川集落に住んでいます。お子さんは7人、お孫さんは9人もいるそうです。自然が大好きで、季節の移り変わりを感じることができる早川町は、住んでいて楽しいといいます。親密な人付き合いがあり、住んでいる人がみな温かいのも早川町の魅力です。確かに不便は感じますが、車はあるし、移動スーパーも来てくれるので不満はないそうです。子育てに関してはしっかりした考えをお持ちで、滝さんのお子さんはみな親に頼らず、しっかりと自立しているといいます。自分で働いて自分で稼ぐ。これが滝さんの人生哲学です。

 《子ども調査員の感想》

 ちかちゃん
 今は高いものを食べているけど、昔は自分のうちでとれたたまごややさいなどをつかって、りょうりしていれば2日~3日はやっていけるときいて、私もそうやって生活してみたいと思った。

 つばさくん
 滝さんは今と昔の食たくのことを話してくれました。昔は、味噌汁やごはんなどのお金のかからない食たくだったのに、今は朝から、トーストやハム、コーヒーなどのお金のかかる物が多いそうです。僕自身も、食たくを見直すべきだと思いました。

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滝さん

居住地 三里地区 新倉
取材日 2001/12/03