息子とキャッチボール

 真樹さんは、役場の町民環境課の町民担当です。東京に内定も出ていましたが、4人兄弟の末っ子で、兄が先に町を出ていたので、親の説得で早川町に残ったそうです。生まれは赤沢で、新倉へは結婚してから来たそうです。
 野球を観るのが好きで、特に江川の大ファンだったそうです。実際ご自分でやるのも好きで10年前くらいまでは役場の野球チームにも入っていました。役場職員がでる公務員の野球大会があるのです。当時は人数も多くて、今の課長さん達も一緒にやっていたそうです。息子さんに野球をやらせるのが夢で、三人目のお子さんが待望の男の子だったので、今は大きくなるのが楽しみですね。「でもここらじゃリトルリーグもないし、あっても試合とか大会の目標がないと続かないし、コーチも見つからないから難しいよね」、と少し残念そう。
 末っ子の男の子はまだ二歳なので、休日は奥さんに代わって真樹さんが子守りをするそうです。中学生の娘さん達が手伝ってくれることもあるので助かっているとか。「今は子どもが少ないし、小学生になって遊ぶ友達が少なくて家にこもるようにならなきゃいいんだけど。」と少し心配していました。
 出かけることが好きなので、昔も今も休日の家族サービスは変わりません。家族でディズニーランドへ一泊旅行もしました。でも真樹さんは人込みが嫌いだし、疲れるから園内には入らないでホテルで待っていたとか。そんな優しい雰囲気の漂うお父さんでした。

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真樹さん

居住地 三里地区 新倉
取材日 2001/12/05