病は気から

 「人間働かなきゃだめ!!! 寝たまんまになったら本当の病人だ。自分の畑は自分できれいにしなきゃあかんよ!! 具合悪いって思うと本当に具合悪くなっちゃうもんだよ。寝てばかりじゃだめ、働く気持ちを持たなきゃだめだ!!だって畑が待ってるんだから、こんなに大きな畑がねー」と力強く話してくれました。とても85歳にはみえない元気な重子さんです。現在、耳が少し悪いのですが僕達の質問に一生懸命耳を傾け人生感を語ってくれました。そんな重子さんに「宝ものは何ですか?」と聞いたところ、「うーん。そんな物はないねぇ。私は自然の物にまかせていきてきたからね。その自然が宝物。自然にまかせなきゃだめ!!!」と自然の恵みに囲まれて生活してきた充実感に溢れながら答えてくれました。きっとこれからも元気いっぱいに畑仕事をやっていくことでしょう。僕達も応援しています!!!

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重子さん

居住地 三里地区 早川
取材日 2002/02/23