義行さんがんばれ!

 実は義行さんは町内の新倉集落出身で、結婚を機に保に移り住み、もう20年が経ちました。そこで、義行さんの感じる保の魅力について語っていただきました。農協や町民体育館などの公共施設が近くにあることの利便性。そして、何より人々に安らぎをもたらす水路が集落内をはしり、そのせせらぎを耳にしながら散歩することの出来る環境。この両者が相まって、とても住みやすいそうです。特に風景については、お寺のある高台から集落を見下ろす風景が素晴らしいとのこと。
 お家の庭は、遊ぶのに十分なほどゆったりとした空間で、2人の娘さんもそこで遊びなが育ちました。親の目が届かないところでも、近所の方々が見守ってくれているので、安心してお子さんたちを遊ばせることが出来たそうです。同じ新倉出身であり、同級生の奥さんと共に、朗らかに暮らしていらっしゃるのでしょうか。
 義行さんの職業は役場職員で、現在は企画振興課にいます。今は山村地域再構築実験事業とソバ打ちなどを地元の人を講師としておこなう体験教室、そして早川町で受け入れている学生たちの世話役を担当しています。
 お仕事柄、町外の人と多く接することがあると思うので、町外の人に早川町、そして早川町の魅力を紹介するならどのように紹介するかをお聞きしました。すると、「いい意味で人が素朴で、都会化されていないことが早川町の魅力だと思う。白鳳渓谷など自然深いところも魅力のひとつであり、町外の人を案内してみたい。」と答えてくれました。しかし、自分もまだまだ早川町の魅力をどのように伝えるべきか模索中とのことです。
 今まで以上に早川町について知らなくてはいけないようになったことで、町全体のことについて考えるようになったそうです。町外の人や学生たちと話すことにより、普段あまり意識していないことに気付くことがあるらしく、未来の早川町をつくっていく役目を担う義行さんの「出来る限りいろいろな集いに参加しよう」という意気込みとなっているのかもしれません。
 義行さんがんばれ!

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義行さん

居住地 都川地区 保
取材日 2001/08/29