座右の銘は「ならざるはなさざるなり」

 一照さんは、保集落の郵便局の局長さんです。こちらに戻って来てからもう20年。集落の郵便を責任をもって配達しています。一度は、東京の方に勤められていたそうですが、生まれも育ちも早川。子供の頃は35人の同級生達と、仲良く遊んでいたそうで、保の集落にも同級生が8人もいたそうです。今は、みんな色々な場所で活躍しているので、なかなか会えないけれど、それでも今までに何回か同窓会をしたそうです。
 普段は、集落内での付き合いに加えて、他の集落の無尽のグループ仲間達とも付き合いがあり、旅行に行ったり、食事をしたり、とても楽しそうです。奥さんは、新潟の出身で、東京で知り合われたそうで、ママさんバレーにも参加されたり、今ではもうすっかり一照さん以上の早川っ子だそうです。むすこさんと娘さんは今は町外に住んでいるので、奥さんと二人、時には家の畑の野菜を食べたり、仲良く暮らしています。仕事がうまくいったときや、娘さんと息子さんが帰ってきたときに、一番幸せを感じるそうで、これからも、そんな瞬間を大切に頑張っていきます。

  • 座右の銘は「ならざるはなさざるなり」

一照さん

居住地 都川地区 保
取材日 2001/08/30