四季折々の楽しみ

 花代さんは、平日はずっと働いているので、土曜日や日曜日には、畑仕事や買い物をおこないます。
 「そのように忙しかったら、大変ですね」と言ったところ、健康には気をつけているそうです。特に食べ物には気をつけるとのこと。自分の家で作った野菜には安心感があるそうです。自分で野菜を作る中には楽しみがあるそうです。それは、季節ごとに何を作るか、どのように育てるか、作った野菜を誰に送ろうかといったもので、お金には換えられないかけがいのないものだとおっしゃっていました。また、畑仕事は、外に出てみんなと会い、話す良い機会になっており、地域で暮らす上で、非常に重要な要素になっているのだそうです。
 保では、若い人が少ないとおっしゃってました。それにより集落の役の方々への負担が増したり、力仕事を要する集落の仕事が大変になったりしています。だから、もっと若い人が集落内にいてくれたらいいと思っています。
 若い人はあまりいないですが、ここ保集落は保健センター、農協など公共施設がいろいろあり、早川町の中でも比較的住みやすい地域だということです。そして、自分としては空気がきれいで、四季折々の楽しみ方のできるここで暮らしていくのが性に合うとおっしゃっていました。

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花代さん

居住地 都川地区 保
取材日 2001/08/30