上湯島のポストマン

　直樹さんは上湯島育ち。西山郵便局に40年間勤め、早川町に貢献してきました。この土地で６人兄弟の次男として生まれました。子供の頃よく山に入ってはアケビや山ぶどう、栗などを採っていました。学生時代になると東京に上京し勉強していましたが、兄と相談し直樹さんが上湯島の実家に戻ってきました。そしてそのまま下湯島出身の今の奥さんとゴールイン。
　若い頃は近くの山を登ったり、早川町内の野球チームでプレーしていたりとアクティブな直樹さん。現在は盆栽と予約をしないでする旅行がマイブームだとか。
　また直樹さんは早川町の今後のことも考えています。「早川町の若者は高校進学とともに町を出て行ってしまう。そしてそのまま町に戻ることなく、そのまま就職してしまう。せめて民間企業などの若者の職の受け皿を誘致できればいいんだが・・」「鷲ノ住山を抜ける道ができれば、早川町を通る車が増えて観光客が増えるんじゃない？やっぱり道路が重要」「何とかして早川の観光資源をもっと生かせないかなあ」「下水道整備をすすめて、観光用の別荘を誘致できたらいい」など。さらに環境保全と観点では、「川の水や木を守る条例をもっと作るべきだ」などなどアイデアが次から次へと沸いてきます。昔から愛着があり自然が豊富な早川町が大好きだからこそ考えるのだそうです。直樹さんのような地元を愛し、地元のことを考えている人の多い早川町の未来は明るいと思います。