パパは蹴球好き

 荒居義晴さんは、同じ早川町の奈良田生まれの奈良田育ち。子供の頃は、近所の子供と一緒にキャッチボールをしたり、自転車で出かけたり、暗くなるまで外で遊んでいたそうです。高校を卒業したあと(財)南アルプスふるさと活性化財団に就職し、現在は早川町の入口にある南アルプスプラザで働いています。財団に勤めて約12年になる義晴さんは、4、5年前に比べて早川町を訪れるお客さんが減っているの見て、何とか早川町にもっと人が来られるようにしたいと試行錯誤しているそうです。
 義晴さんは、昨年の4月に結婚してからは草塩にある奥さんの実家で暮らしており、10ヶ月になる「こころ」ちゃんという娘さんがいて、今は家に帰るのが楽しみだと話してくれました。休みの日には奈良田にいるご両親の所にこころちゃんを連れて戻ったり、親子3人で甲府の方まで買い物に行ったりするそうです。こころちゃんに関しては、同級生が少ないことに不安を感じているそうですが、「義晴さんと奥さんのどちらに似ていますか?」の質問に「半分半分」と照れくさそうに答えてくれたのがとても印象的でした。
 こころちゃんの顔を見る他にも義晴さんには中学校から続けているサッカーがもう一つの楽しみとしてあります。早川町や周辺の町で暮らしているサッカー好きの人達が集まって土曜日の夜にサッカーの練習をしているそうです。チームは20~35歳くらいの人達で構成されていて、他のチームと試合をすることもあるそうですが、ほとんどが土曜日の昼間に試合をやるので土曜日も働いている義晴さんにはなかなか試合にでられないことが多いそうです。他にも義晴さんは男の子が生まれたらぜひサッカーをしてもらいたいと話してくれました。
 こころちゃんが物心つく頃には、ぜひともサッカーをしているかっこいいパパの姿を見せてあげて下さい。

  • パパは蹴球好き

義晴さん

居住地 都川地区 草塩