考えるおばあちゃん

 一人暮らしをしているお婆ちゃん。今はちょっと風邪気味。だから、畑仕事を休んでいるとのこと。畑の知識が豊富で、畑が酸性になるのを防ぐために黒石灰をまくなど、私達の知らない色々なことを教えてくれた。早川について尋ねると、人がいなくなったと、ちょっと寂しそうに言ってくれた。祭りの時、昔は盛大に行い、子供が神輿を担いでいたものだが、今は子どもがいないから昭和会の人たちが担いでいるらしい。近所にも空家が増えてきたから、近所付き合いが昔と比べ随分変化してきたとも語ってくれた。ひとりになる時が多くなり、色々と考えることが多くなってきたと、ぽつりとしゃべってくれた。むすめさんが櫛形にいて、頻繁に来てくれるとのこと。むすめさんが来る時に買い物をしてきてくれるのだそうです。買い物は他にも農協の移動スーパーを利用する。息子さんは県外に住んでいるらしく、最近はなかなか来ることができないらしいが、盆と正月には必ず来てくれるそうです。そんなおばあちゃん、風邪が治ったら畑仕事を再開し、まずじゃがいもを植えるそうです。

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お婆ちゃん

居住地 都川地区 京ヶ島