まちづくりの若奥様
家に伺うと人なつっこいスミが出迎えてくれました。黒犬で鼻先と足先とお腹が白い犬でとても元気です。ですが佳子さんはこのスミが少し心配だそうです。そのわけは奥の部屋ですやすや眠る、生まれてまだ2ヶ月に満たない紡ちゃん。元気で人なつっこいスミが飛びかかりでもしたら大変ですものね。でもスミのことも心配だとおっしゃっていました。ひといちばい寂しがりやで嫉妬深いスミなので、かまってもらえないとストレスがたまってしまうようです。自殺未遂をしたとか。
佳子さんはソバの研究をずっとなさっているそうです。この地域は雑穀中心の食文化で、お米が主流になったのは最近のことだそうです。雑穀が無くなっていくなかでもソバは別格で、今でも残る面白い文化なのだそうです。そば屋さんを開店するそうなんですが、できるだけ従業員をとって、この町の人や、新しく入ってくる人で、この町の活性化の役に立てればいいと思う、と綺麗な姿勢と穏やかな口調で話してくださいました。
今は紡ちゃんが可愛くてしょうがないそうです。毎日毎日表情や動きが成長していて、昨日より高い声が出たりするんだそうです。本当に可愛かった。元気に育ってスミとも仲良くなって欲しいですね。
佳子さん
居住地 | 五箇地区 薬袋 |
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取材日 | 2000/03/21 |