早川育ちのお母さん

 草塩から薬袋にお嫁に来て、今は二児の母となっている貴代さんは福祉協議会の事務をして働いています。昔からこの早川で暮らしてきたため、町の暮らしをそんなに不便だとは感じないそうです。ただ心配なのはやはり子供のこと。人数が減って男女比もバラバラ。そんな現状に親としては不安を抱かざるを得ません。でもそんな貴代さんの心配をよそに、当の耕太くんは「学校?たのしいよ!」。子供たちにとっては自然のあふれる早川が絶好の遊び場になっているようです。
 貴代さんのリフレッシュといったら、時々お母さん方で集まってやるママさんバレー。早川町内でも大会などがあるそうですが、段々チーム数も減り、今では3チームほどしかないそうです。それでもたまに体を動かすのは心身ともに健康でいる秘訣です。
 みんな人が増えて欲しいという思いは一緒。でも貴代さんは「増えすぎるのもちょっとね。出る人と入る人とのサイクルが上手く機能するようになってほしい。」その言葉には、静かに暮らしていたい、という思いが込められているのでしょう。

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貴代さん

居住地 五箇地区 薬袋