劇団の復活を

 一男さんは高校を卒業してから早川に帰り、3年ほど茂倉鉱山で働いた後役場に勤めることとなったそうです。
 「何か村のためになってやりたい」と語ってくれた一男さんは、昭和55年頃まで仕事の合間を利用して、茂倉の自宅や、高住、薬袋、中州などの公民館で、小中学生を対象に珠算塾を開いていたそうです。これからも、要望があれば開きたいと語っていました。
 そんな一男さんは、青年の頃、集落の青年団活動に入り桜座劇団を結成。春の大祭の後祭りには演芸会で劇や舞踊などを披露していたそうで、最後に披露されたのは昭和50年頃だそうです。一男さんには現在、桜座劇団を復活したい構想があるそうで、それが復活されれば茂倉に住むお年寄りの方々の楽しみが増えることでしょう。

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一男さん

居住地 三里地区 茂倉