健康的な生活

 幸長さんは7年前に奥さんを亡くて以来、一人で生活をしています。戦争を経験し、その後いろいろな仕事をしてきました。10年前に20年間勤めてきた森林組合を退職してからは、集落でいろいろな経験をいかして、あらゆる仕事をしています。茂倉は、むかしは、炭焼き、鉱山、畑では麦、あわ、きびをつくり、家の2階では蚕を飼って生活していたそうです。しかし、現在ではそれらの仕事は全くなされなくなり、若いものは仕事の多い都会に出ていってしまったそうです。現在は、お仕事はされていませんが、畑仕事や家の修理などすることはいくらでもあるから、遊んでばかりはいられない、と言うゆきながさんの生活は、朝は5時には起きます。夜は明日の事を考えながら8時くらいに寝ることもある健康的な生活をしています。昔から誠実であると評判のゆきながさんは、現在74歳。これからも、茂倉で暮らしていきます。

  • No Image

幸長さん

居住地 三里地区 茂倉