今日も単車で新倉へ

 一三さんを訪問したときは、ちょうどヘルメットをかぶって出かけようとしているところでした。新倉の妹に単車で米を届に行くところでしたが、お邪魔させていただきました。田んぼも新倉にあって、よく妻の那加子さんと単車で二人乗りして行きます。
 昔は今よりずっと苦労したそうです。特に十谷峠を越えるのには、「話にならんほど苦労した」とのこと。食事も今とはまるきり違い、トウモロコシを水車でひいて粉にし、団子を作って食べたそうです。若い頃は名古屋で働いたり、兵隊へ行ったり、シベリアで3年間働いたりと、いろいろなことを体験。その後茂倉鉱山に勤め、閉山後は富士電子の工場で働きました。
 現在3人のお子さんは茂倉を離れて各地に散っています。末っ子の弟さんは青森に住んでいて、一三さんは2回ほどそこに行ってみましたが、やはり茂倉の方がいいそうです。茂倉の良いところは「どこへ行っても親戚同士のようなところ」。これからもお二人で仲良く、楽しい毎日をお過ごし下さい。

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一三さん

居住地 三里地区 茂倉