本村(原村)の事業家
春治さんは信州生まれで早川町に来て30年以上経ちます。早川町に来た当初は土建業や山師等の職をやっていましたが、昭和42年に奥さんと2人で運送業を始めました。開業当初はトラック4、5台で材木運搬をしていましたが、いろいろな苦労を経て現在ではトラック45台、従業員70人を抱えるまでに成長したそうです。春治さんはその運送会社(早川運送)の他にも早川産業を経営しており、72才の現在でも自分の会社の営業所を見回りに行ったりとバリバリ仕事をやっているそうです。
そんな事業家・春治さんのお宅に行くと、目を引くものが3つほどありました。庭にある大きな石、元気な犬と鶏、そしてゴルフの練習用のネットです。
庭にある大きな石は春治さんが家を建てるときに自分で置いた石で、雨に打たれるときれいな輝きを見せてくれるそうです。元気な犬は純粋な甲斐犬、鶏の方は九州産のちゃぼで、毎日卵を生んでくれて生活の楽しみの一つだと話してくれました。そしてゴルフの練習用のネットについて聞くと、どうやらゴルフに凝っているのは若草町の早川運送で専務をしている息子さんの方で、その息子さんは山梨県でも指折りに入る程のゴルフの腕前だと話してくれました。春治さんご自身は、ゴルフよりもゲートボールが好きで雨畑のゲートボール愛好会のコーチをしているそうです。
お忙しい中、いろいろな話を聞かせてくれた春治さんは、最後にかつて猟で仕留めた鹿の剥製が玄関に飾ってあると言い私たちに見せてくれました。これからも元気に仕事とゲートボールをバリバリやって下さい。
春治さん
居住地 | 硯島地区 本村(原村) |
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