三年モノ

 私たちがお邪魔したとき、ちょうど豆の皮を向いていた秀一さん。もう何年も、毎年味噌を作りつづけているそうです。
 大豆を干して乾燥し、皮をむいて煮る。大変な作業ですが、これだけでは終わりません。秀一さんの作った味噌は、三年くらい寝かせることによってはじめて、美味しい味噌として使うことができるのです。倉庫には歴代の味噌が並んでいますが、今食べているのは三年前のものです。「長く寝かせると、色は悪くなるんだけど、味に深みがでて、最高だよ」と、美味しそうな三年ものの味噌を見せてくれました。倉庫には他にもいろいろな漬け物がならんでいて美味しそうな香りを漂わせていました。
 秀一さんの三人の娘さんたちは県内に住んでいるので、毎週のように遊びに来てくれるそうです。「近くにいるから、何かあったときのことを考えると心強いね」と話してくれました。
 九人兄弟の長男だった秀一さんは、今までいろいろな仕事をしてきました。今でも掃除の仕事を頼まれて手伝いに行ったり、畑仕事や味噌づくりをしたりと身体を動かしつづけています。
 あまり無理をなさらず、お身体には気をつけてくださいね。

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居住地 硯島地区 本村(北村)