息子さんは国際人

　尾崎幸江さんは旦那さんが教員であったためか、子どもの教育には気をつかっており、息子さんや娘さんのお話をたくさん聞かせていただきました。
　息子さんは国際人で、仕事の関係でアフリカとかアジアとか、世界のあちこちに長いこと住んでいました。奥さんもＪＩＣＡに勤めており、湾岸戦争がきっかけで知り合ったそうです。息子を外国にやることは、はじめの頃は心配でしたが、内乱があるようなところには行かず、平和なところしか行かないのでその点は安心です。また、国内にいる時も北海道や九州など、あちこちに飛び回っているそうです。
　娘さんは旦那が教員で千葉の方に住んでいます。中学の頃からしっかり者で、すでに良い高校に行ってよい大学に行って良い旦那を見つけて錦を飾るのよと言っていました。今ではその通りになっています。　旦那さんは教員で、早川中学が合併したときの校長先生でした。地区についてのことにとても詳しく、生前は、学生がよく来ていろいろ話をしていたそうです。
　この辺りには移動スーパーで八百屋やおかず、クリーニングなど、何でも来てくれるので、不自由はありません。郵便局はヴィラ雨畑のところにあり、行きはバスを使いますが、帰りは足の運動として2kmほど歩きます。
　幸江さんは針仕事が好きで、以前洋裁を3年くらい習っていたのでいろいろなものを作っています。普段は主に農作業をやっており、他にもテレビを見たり本を読んだりして勉強して過ごしています。