千須和の語り部

　大正生まれのマサさんは、今年でもう９０才。米寿のお祝いには町長さんも来られたそうです。でもまだまだ元気。月に４回ほどは草塩の長寿苑で行われているデイサービスに行っているそうです。
　マサさんの家は千須和の中でも由緒ある古い家で、立派な土蔵もありました。隣のお寺には代々のご先祖様がまつられています。武士だったというご先祖様の祠（ほこら）に、お正月にはのぼりを立てているとか。そんなマサさんは代々語り継がれている話を思い出しながら「昔はこうだったのかしら」と考えることが好きなようです。
　たくさんの昔話をしてくれたマサさん。古き良き早川町を語り継いでいって欲しいですね。