歩いて歩いて・・・・。
千須和で生まれ、旦那もここでもらいました。百姓なので柿島で田んぼを耕し、家の近くでは畑をやり、家では養蚕をやりました。また、田んぼの水は川から引き、生活水や田畑の水は沢から汲んで担いで運びました。蚕のための桑は山奥で刈り、それを担いで家まで運びました。出来た繭を糸にするのに2時間かけて下山まで歩きました。しかし養蚕は働く人が戦争に刈りだされてから人手不足で出来なくなっていきました。
学校の帰りには、よく風呂の水を汲んで帰ってきました。だいたいのよその家も一件に付き一人は汲んで帰りました。また、田んぼを整地する前は米が取れないので飯富まで2時間以上かけて買いに行きました。
とにかく、昔は歩いて歩いて歩きまくったようです。
千須和で生まれましたさん
居住地 | 五箇地区 千須和 |
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取材日 | 2001/02/26 |