おじいさんといっしょ
けさじさんはおじいさんと一緒に、毎日1時間半ほど薬袋の方へ歩いているそうです。昔から働き、体を動かしてきたけさじさんは、77歳になった今も一輪車を押して畑仕事をしたりと元気に体を動かしています。
けさじさんは板草里からお嫁に来たのですが、7人兄弟の6番目のけさじさんは小学校2年生のころから姪や甥を「おこもり」をしており、本建小学校に連れて行き面倒を見たこともあったそうです。
角瀬に来てから45年になるそうで、その間に地元の建設会社で30年間働いていました。山の中で木を伐採する際に使用する山小屋まで食料を届けていたそうです。当時、伐採した材木は「きゅうま」という(ソリ)のようなもので運び出したのだとか。
現在は仕事も引退し、旦那さんとゆっくり生活しているそうです。最近は折り紙を始めたそうです。本を見ながら時間のできた時に少しづつ折っているので、何日もかかってしまいますが、徐々に形になっていくのを見ると楽しいのだそうです。「ぼけ防止だよ」なんておっしゃっていましたが、まだまだ元気なけさじさんでした。
けさじさん
居住地 | 本建地区 角瀬 |
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取材日 | 2002/12/17 |
取材者名 | 今田 治宏 |