課長さん腕のみせどころですね

　福祉保健課長の正巳さんは現在の役職について3年目です。役場では総務課と福祉保健課の勤務が長いそうです。高齢者の割合の多い早川町にあって課長率いる福祉保健課の果たす役割は大きくなっています。高齢者福祉、デイサービスの委託、リハビリ教室、予防注射、乳児健診などの仕事をしています。現在早川町には出張診療所が6箇所にあるものの、お医者さんは飯富病院などから来てもらっているそうです。早川町内にお医者さんはいないもののその分はカバーできているようです。
　「早川町の高齢者がこのまま早川町で暮らしてゆくための福祉」を目指して日々仕事をしている課長さん。最近では、一人暮らしの高齢者のうち男性の問題の一つとして食事があげられることを気にして「男性のための料理教室」を企画したそうです。その他にも食改善料理教室など日々の生活の中にも早川の福祉は入り込んでいます。財団のハムや地元でとれた野菜などを使った地元密着型の料理教室も面白いのではと話していただきました。その甲斐あって早川町の高齢者は元気です。早川町の高齢者が元気な原因のもう一つは「畑いじり」にあるのではないだろうかと課長は言います。畑でできた物を子供たちや孫の所に送ってあげることが楽しみであり励みになっているとのこと。
　早川町の高齢者は今の役場の福祉保健に関しては満足しています。課長がこのように取り組みを続けると、高齢者はこれからも安心して町内に住み続けていけるでしょう。課長さん期待してますよ！