地域への熱い思いやり

 望月久弘さんは中学卒業後町役場に就職し、49年間お勤めになりました。現在は畑仕事をやる傍ら、町会議員をされています。野菜などものをつくることが好きで、若い時から畑を耕しています。他にマラソンや野球が趣味で、駅伝で優勝したこともあります。地域への思いやりをもってまちづくりに取り組んできました。その中で、12,3年前に「おかたぶち」という行事を復活させました。別名を「でくころがし」とも言い、子供たちが「道祖神」という自分たちのボスを中心に、お金をもらいに近所を渡り歩きます。そんな小さい頃の思い出を今の子供たちにも経験してもらいたいと思っています。「道祖神」になれるのは男の子だけ。黒桂に悪知恵たっぷりの男の子が絶えないことを願っています。

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久弘さん

居住地
取材日 2002/02/26
取材者名 樋口 創士